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【1着でも送料無料】 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句の詳細情報

令和6年産 あいちのかおり玄米 10kg。☆くB‐181130レア◎〔芦火 第四句集 奈良爽哥亭〕里神楽 いわし雲。
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。(雑誌)定型律 創刊準備号-3巻3号まで揃 19冊/定型律短歌会。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。七十万年 献呈署名入/和田悟朗/俳句評論社。
*****************************************************
序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。180509x05★ky 希少本 高潮俳句鈔 大正15年 服部耕石著 俳句選集 高潮創刊満15年記念。仮名遣いの指摘?」~
********************************************************************
【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。☆くC‐190201 レア〔一つ葉萩 吉村まさの]奈良の薪能。参考にされたい。俳句雑誌 原石鼎 主宰 鹿火屋 昭和22年9冊揃 308〜316号一括 京極杜藻 市川一男 加藤しげる 原コウ子 他。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。川柳風俗志 増訂版.。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。☆墨筆句入署名落款限定120部『筐句集 遠船脚』大岡頌司;端溪社;昭和49年;再版函付;本和製本;装幀;著者*第一句集;野の傷-めいもく 他全6篇。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。K7Fi4-201217 レア[歌道小見 島木赤彦 岩波書店]万葉集の性命 憶良と赤人。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。星麟 せいりん 句集 京鹿子叢書 第145編 木星句会 京鹿子社。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。句仏上人 沼夜濤  法蔵館 句仏 上人 句佛佛上人。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。●坂上郎女 人と作品 中西 進 (編)。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。天の川     第206号     昭和11年7月号      天の川発行所。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。芭蕉全図譜 解説編。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。歌枕編 : 日本うたことば表現辞典 12・13 大岡信 監修 日本うたことば表現辞典刊行会 編 遊子館 2008年 函付。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。魚歌 署名入/齋藤史/ぐろりあ・そさえて。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。0029492 加藤克巳著作選 全6冊(本5+別1)揃 沖積舎 加藤克巳 現代歌人協会 宮中歌会始召人。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。俳句雑誌 原石鼎 主宰 鹿火屋 昭和23年5冊 317〜321号一括 京極杜藻 市川一男 加藤しげる 原コウ子 他。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。希少古書 昭和一萬句集 昭和7年発行  俳句集606ページ。

18 42表 そも歌のさまむつなり。石に刻まれた芭蕉 : 全国の芭蕉句碑・塚碑・文学碑・大全集。からのうたにもかくぞあるべき。☆『句集 轉轍手』日野草城;河出書房;昭和13年;初版函付*昭和11年1月より昭和12年12月の間に作られた作品で第4句集。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。前川佐美雄書簡5通・葉書12枚 尾山篤二郎宛。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。歌集 花麒麟  初井しづ枝 古径社  初井しず枝。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。凡兆句集 限定100部/野沢凡兆/草木屋出版部。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。定本かな女句集 限定100部・各冊毛筆句署名入/長谷川かな女/世界文庫。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。3FEA-190919 レア [歌集 曼陀羅華 白い蓮の花 田村文造]雑詠 あめつち。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。安藤次男 芭蕉 筑摩叢書 帯初版 書き込み線引き無しの美本。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。句集 天の狼 増補改訂版 署名入/富澤赤黄男/天の狼刊行會。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。仏教歳時記 : 俳句・和歌・漢詩。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。歌集 生命の波動 毛筆歌署名入/杉浦翠子/藤浪会。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。堀切実 『おくのほそ道』時空間の夢 (角川叢書) 帯付き初版 極美本。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。0032256 今人俳諧 明治新五百題 乾坤 橘田春湖・三森幹雄撰 東旭斎編輯 江島喜兵衛出版 明治14年 俳句旧派。

*******************************************************************
                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。与謝野寛遺稿歌集/与謝野寛/明治書院。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。ふるくに 山川弘至 装 木村荘八 序 折口信夫 保田與重郎 まほろば叢書 書き込み無し美品。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。朝日歌壇 ’99 朝日ソノラマ 馬場 あき子。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。遊神帖/会津八一/日本美術出版。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。K3FHHB-200313 レア[遍路 細川憲哉]高浜虚子選 稲畑汀子選。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。K7FAA1-210608 レア[歌集 私燈 白井大翼]馬六趣 童子角力。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。雁門集 池上浩山人句集 特装50部 肉筆短冊付/池上浩山人/桃李發行所。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。歌集 北海の星 齋藤紫月  著  ( 序文 三木露風 生田蝶介 ) 初版 魁文舍 ( 斉藤紫月 斎藤紫月 )。うたにあやしうたへなりけり。天の蛍 佐竹彌生 昭和52年。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。●竹冷句鈔●角田竹冷●星野麦人他編●大正9年●即決。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。塚本邦雄 青帝集 毛筆署名 限定ノンブル入り 未読美本。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。枕詞編 : 日本うたことば表現辞典 大岡 信【監修】 遊子館 2007年7月20日 函付。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。加賀の俳人河合見風 藏角利幸 著 桂書房 1998年6月。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。南天荘歌稿 井上通泰 日本古典全集刊行会。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。詩集 なだれみち 限定100部外8部 署名入/鳥見迅彦/創文社。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。斉唱 献呈識語署名入/岡井隆/白玉書房。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。天使の交信―歌集 (吾妹叢書) 加納 仁美。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。カ2/日本うたことば表現辞典 1・2 植物編上下 大岡信 遊子館。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。蕉風俳論の研究―支考を中心に 明治書院 堀切実。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。K2FおA-200924 レア[遍路 細川憲哉]高浜虚子選 稲畑汀子選。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。(雑誌)春泥 第25号 故金森匏瓜氏追悼号/山田安猷 編発行 小村雪岱表紙/春泥社。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。句集 白い海白い空/内田創平 (内田忠)/大象社発行・層雲社発売。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。大日本明倫歌詳釈 上中下揃。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。0022939 誹諧袖かんな 芸暉堂主述 皇都書林・新井弥兵衛 延享元年 番匠童増補当流新季寄。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。空間格子 署名入/山中智恵子/日本歌人社。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。雑俳史の研究。あはれなるやうにてつよからず。0020548 合類 誹諧八重垣諸抄大成 125丁 無刊記。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。平安和歌史論 : 三代集時代の基調 重版 藤岡忠美 著 桜楓社 1966年2月。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。穂積忠全歌集 帯函 初版 書き込み無し本文良 北原白秋 釈迢空 柳田国男 折口信夫全集未収録連句掲載。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。加納諸平の研究。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。0019923 先入抄 全 渡忠秋 明13 香川景樹 桂園派。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。0019907 近葉菅根集 4冊 清水浜臣撰 須原屋伊八 文化12。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。老 (秀句350選) / 石 寒太 (編集)。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。N3K4-210830 レア[千光寺と文学のこみち 発行 千光寺]。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。金鈴  九条武子 著  佐々木信綱 選  あそか病院 歌集  歌人。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。海燕 毛筆句署名入/橋本多佳子/交蘭社。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。冬夜の駅 和田博雄 早蕨会 句。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。木人方歌/西垣卍禅子/私家版。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。太宰府天満宮連歌史 : 資料と研究。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。●N563●俳諧史●佐々醒雪●写生文作法●寒川鼠骨●俳文評釈●森無黄●俳句●大日本俳諧講習会●私製合本●即決。
********************************************************************

追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


********************************************************************
【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
*************************************************
                              
【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。☆フォノシート4枚付『マスプレスシリーズ 北原白秋集』北原白秋;有信堂;発行年未記載;巻頭;肖像写真*朗読;白秋-北沢彪-東山千栄子 他。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。島木赤彦全歌集(全集)総索引 末竹 淳一郎。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。□『歌集 木馬集』北原白秋 編;アルス;大正9年;重版カバー無*谷中安規の歌13作品?掲載。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。d2173☆ 瓢亭句日記 五百木瓢亭(五百木良三) 政教社 昭和33年 初版 323頁。
※梱包材の再利用に努めています。0024426 阿迦雲 合本7冊 子規庵歌会 昭和9-17年。ご理解下さい。●玄魚●水原秋桜子第13句集●俳句近藤書店S32千部限定版●即決。

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